あれこれおさんぽブログ

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30歳から始めた雑記ブログ⑅◡̈*のんびりやってきます

丁寧な暮らしについて考える

 

 

こんにちは!arukuhitoです⑅◡̈*

 

サボりにサボって丸4ヶ月…。

むしろよく帰ってきたなと自分を褒めたい。

 


さて早速ですが今日は、本日の題名にもある「丁寧な暮らし」について。

皆さんは「丁寧な暮らし」についてどんな印象をお持ちでしょうか?

 

 

私はよくわかりません。←

 

補足すると、何をどうすると「丁寧な暮らし」になるのか。その定義がよくわからない。

 

よくわかってないくせに、SNSやテレビで「丁寧な暮らし」を実践している方々を見ては「はいはい、素敵ですよね〜。」って思ってました。

 

えぇ、そういうの本心ではとても憧れるんです。「いいなぁ」って思うからこその辟易?嫉妬心?。

 

 

ところがこの連休で、漠然としていた「丁寧な暮らし」について、私の中で少し輪郭が見えてきた気がしています。

こういうものは記録しておかないと、私はすぐに忘れてしまうので備忘録として。読んでくださったあなたも巻き込んで覚えておこうと思います。

 


予めお話ししておきますが、わたしは現在夫婦二人暮らし。だからこそできるライフスタイルについて綴ります。子育てや、多忙なお仕事で精一杯な方は、わたしのライフスタイルなんて読まなくて大丈夫。そんな時間があったら気分転換してください。

 


まずは一日一分でも、30秒でもいいです。

「自分をおもてなしする」時間を作ることを頑張ってみてください。

 


2〜3回深い呼吸で香りを楽しんでからコーヒーを飲むとか(インスタントだって上等です)、たまには自分のためだけにコンビニでお菓子を買ってみるとか。

 


それでいいと思うんです。

まずはそこから始める。

その大切さに気がついたんです。

それが今回お伝えしたい結論です。

 

 

 

では。

早速ですが、私にとっての丁寧な暮らしとは。

 

既に自らでネタバレしてますが、それは「自分をもてなすこと」。

 

 

お・も・て・な・し。  おもてなし(*-ω-)」

 


古い、という心の声が聞こえましたが。

私は今から使うよ←

 

 

 

こう思うに至った経緯を綴ります。

どうか飽きずにもう少しお付き合いくださいませ。

 

私はつい数ヶ月前まで、朝がとても苦手でした。

完全なる夜型。寝起きは最悪。仕事の日の朝なんて、この世の終わりが見えたかくらいのテンションで朝を呪っていました。

 


それがこの数ヶ月、朝がなんとなくスッキリ起きられるようになったんです。

 


これ、私にとっては奇跡。

「朝と夏を楽しめる人は人生数倍充実してる」という持論を掲げる程に朝が苦手でしたので。(夏に関しては今年はまだわかりませんが。)

 

 

何をきっかけに変化が起きたかというと、皮肉にもコロナ禍の影響なんです。

 


二度目の緊急事態宣言の時。

私の仕事も勤務時間に影響がありました。時間短縮となり、朝晩それぞれ一時間の短縮となったのです。

 


先述の通り、私は完全なる夜型人間。

今までだったら就寝時間も一時間遅らせるところでしたが、こちらももう30代も2年生。2020年8月に婦人科の手術を受けたり何だりかんだりしたこともあり、健康が気になるお年頃なんです。

 


起床時間を変えずに、結果的に睡眠時間を増やしました。

 

しばらくの間は相変わらず世紀末な朝を迎えていたのですが、起床時間を変えなかったことが幸いし、朝の支度と出勤時間に余裕を持てました。

そしてそれがどれだけ心地良いことかがわかったのです。

 


以前の朝ごはんはヨーグルトだけでしたが、朝ごはんもちゃんと食べてみました。

お昼に持っていくおにぎりのお米を少しだけ朝用に残し、それに納豆をかけて。お味噌汁はインスタントです。前日の晩ごはんの残りを小分けにしておいておかずに。

朝からちゃんと自炊なんてしません。

でも「朝ごはんを食べれている」という状況が、わたしにはとても心地よかった。

たまたま最近は、土日にドリップコーヒーを飲むのが好きだったので、宣言中の平日朝にもそれを導入。

 

何事も形から入りたいタイプの私は、それだけでも朝を制した気分になれたのです。

 

朝が一時間違えば、食事だけではなく出勤時間も大きく変わります。私は歩いて出勤しているのですが、以前はズンズン歩いていました。老若男女ごぼう抜き。

 

でもそれは決して運動のためではなく、ただ急いでいるから。

信号に間に合わなければイライラ、歩道を塞がれてはイライラ…。「猪突猛進」という言葉に例えられるイノシシだって、こんなにイライラしてないでしょう。

 


朝の時間に余裕ができると、出勤の時の気分にも余裕が出る。時間に更に余裕がある日は、職場近くでその日の買い物を済ませてから出社することもできる。それができた日は退勤後まっすぐ帰れるので、家にもスムーズに着けます。

 


そんなこんなな日々を送るうちに驚くことに、目覚ましが鳴る5〜10分前に一度目が覚めるようになったのです。最初は偶然かと思いましたが、どうやらもう体のリズムが出来上がったようで。

 

仕事の日も、なんなら夜更かしした休みの日までそうなんです。

 

結局は目覚ましの時間まで二度寝してしまうのですが、目覚ましが鳴ってから二度寝するのと、目覚ましが鳴るまで二度寝するのとでは訳が違う。

 

更には、朝の準備時間が増えることの心地よさを知ってしまったことも相まって、どんどん目覚めの気分が変わって行ったのです。

 

 

先程チラッと書いたのですが、朝早く目が覚めるのは休みの日も同様で。前日どれほど夜更かしをしても、平日と同じ時間に目が覚めるのです。

 

となると夜更かしした日は睡眠時間が3〜4時間。どんなに夜型とて、それが自分の体に負担になることはわかります。

 

そうすると自ずと休みの前日も平日と同じ時間に就寝し、休日朝から活動開始。

 

元々漢方や東洋医学にも少しばかり興味があり、睡眠の重要性(可能なら23時、無理ならせめて24時には就寝すること)は学んでいました。

そのためそういった生活リズムは、二度目の緊急事態宣言が明けて勤務時間が戻ってからも継続するようにしました。(なんなら料理を手抜きにしても就寝時間は遅らせない。)

 


そんなこんなでこの5月連休も同様のリズムで過ごしております。

 


さて。

私の居住地は三度目の緊急事態宣言の真っ只中。

近所にウォーキングに出ることはありますが、基本的にはステイホームです。

 

時間を持て余すタイミングも度々あるわけで、そういうときにずっと気になっていたところの掃除や洗濯をして過ごしています。


そして今日カーテンを洗濯した時のこと。

唐突でしたが、ようやく自分のなかで「丁寧な暮らし」の輪郭が見えてきたのです。

 


今まで長いこと、カーテンの洗濯をしなきゃしなきゃと思いつつ重たい腰が上がらずにいました。そうすると、自分が楽をするために洗濯を先延ばしにしているにも関わらず、気分はなんだかもやっとしていたんです。

 

ところが「朝早く目が覚めてご飯を食べて、ふぅっと一息ついてもまだ、たっぷり時間がある」そんな連休を過ごしていると、後半には、自然とカーテンを洗う気分になれるんです。

 

洗ったカーテンを再びセッティングして、窓から入る風で自然乾燥。これがまたとてもとても気持ちがいい。

 

見た目何が変わったわけでもありません。

けれど、今まで「気になっていたのに先延ばししていた」ものを洗濯をしただけで、まるで部屋に入る空気がガラリと変わったような気がするのです。

 


これだけ聞くとただ「連休で時間があったから、やることリストを一つ消化した」ように聞こえるかと思いますが、全ては気の持ちよう。

 

もやっとした気持ちを消化することで、自分が心地よく過ごせるようになり、自分をもてなしているような気分になれたのです。

 


「そうか。自分をもてなすこと、大事に扱うことが丁寧な暮らしなんだ。」

その感覚は自分でも目から鱗でした。

 

 

他にも、目を逸らしていた部屋の四隅のホコリを掃除することで、自分が心地よく過ごせ、結果自分をもてなした気分に。

 

いつもはレンジでチンして「白湯です!」と言い聞かせていた朝の一杯も、ヤカンで沸かすことでより体に良いことをしていると思える。

自分に白湯を沸かして、自分をもてなす。

 

いつもはスマホから直接YouTubeで音楽を流したりしていたのを、Bluetoothのスピーカーを通して聞くことでまるでBGMの流れている部屋のようにする。

 

自分をもてなす方法は無限にあるのです。

 

 

そうは言っても、連休が取れない方もいますよね。

一分一秒が惜しまれるほど忙しく過ごさなければならない方もいる。「それができれば苦労しないよ」って思うこともわかります。

 

 

 

今回はあくまでも私が気分良くなった方法の一例です。

このブログを読んでくださったあなたが、どうしたら気分が良くなるか、それを考えてみてください。

それがわかったら、ご自分はVIPと、VIPをもてなすキャストさんの一人二役を演じる。

キャストさんとしておもてなしの支度をしているときはめんどくささが伴うかも知れませんが、そしたらキャストさんのご自分に「お給料」をお支払いする。そのお給料はお金ではありません。ご褒美のお菓子でもなんでもいいんです。

 


まずあなたが、ご自分を丁寧に扱う。

ご自分を労る。労う。もてなす。

 

 

こんなこと言う私は、基本的には相当なめんどくさがりです。すぐダラけるし、三日坊主だし。意志もヨワヨワ。なんてったって、「丁寧な暮らし」を立派に実践してる人を、曲がった憧れで斜めから見ていた人です。

 

そんなわたしでも、一つのきっかけで少しずつ確実に暮らしが変わっていくことを32年目にしてようやく実感できました。

 

 

だからあなたにもできるのです。

 


何をしている時に気分がいいですか?

なんだか腰が重くて先延ばしにしているモヤモヤ…それを消化すると、どんな気分になれそうですか?

 


まずそこを想像してみてください。

「これやったら気分がいい✨」「これは私にとってのささやかな贅沢」というものを、一分でも30秒でもいいんです。一日の隙間にほんの一瞬でも。

 

まずはそこから、自分をおもてなししてみてはいかがでしょうか。

 


一つ変わって気分が良くなれば、そこから芋づる式に?いや、そこから派生して…の方が響きがいいか。どんどん良くなるのではないでしょうか。

 

そんなことを実感した連休でした。

 

 

みなさんが、一日のうち少しでも気分良く過ごせますように。

 

 

 

 


ご精読ありがとうございました。

 

 

 

arukuhito⑅◡̈*